(米)昨夜発表された米国生産者物価指数の結果は!?

G7に参加している野田財務相が為替介入について協力を要請するとのことで、そんなに円高に動くことはないだろうと思われます。
しかも震災後に一度、為替介入への要請の発言をしていましたので、今回はあまり注視されていなかったようです。


昨夜21:30に発表された米国生産者物価指数は以下の通りでした。
◆ 4/14 生産者物価指数、(事前予想値)、先月値
+0.7、(+1.0)、+1.6
◆ 4/14 生産者物価指数・コア、(事前予想値)、先月値
+0.3、(+0.2)、+0.2


今回は、この数値よりも米国週間新規失業保険申請件数が久々に40万件を越えたという事で、ドル安・円高に動き、82円台にまで進みました。
ついこないだまで「米国の経済はもち直したのではないか?」というコメントを書きましたが、ここに至っては、そんなに安心できないのかなと思いはじめました。
とは言いましても、FXトレードをやっている人たちにとっては、様々な数字が出ないと利益追求のためには面白くない訳ですから、これはこれで良しとしておきます。


そして今夜も米国経済指標の発表があります。
主なものとしましては「米国消費者物価指数(コア含む)」と「米国鉱工業生産指数」です。
週末に向けて、為替の動きはありそうですね。
 

 

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