(米)今夜は米国中古住宅販売件数の発表があります。

今夜の日本時間23:00に、「米国中古住宅販売件数」の発表があります。
これも重要な経済指標の一つです。
なぜかといいますと、中古住宅は新築の何倍もの取引件数があるからです。

直近の「米国中古住宅販売件数」の数値は以下の通りです。

2011年1月度:536万件
2011年2月度:488万件
2011年3月度:今夜発表(予想は500万件)

予想値では回復しているようですが、為替への影響はいかがなものでしょうか?


今朝のドル/円相場は、それまで82円40銭くらいで推移していましたが、このブログを更新する時には、急激に円安方向に動き始め、一気に82円80銭近辺まで進んでいました。

原因は財務省による貿易黒字の大幅減少の発表でした。

 

事前予想では6471億円でしたが、発表された数値は1965億円でした。

4500億円もの大幅な黒字減少です。

これも東北関東大震災の影響でしょうね。

しかしこれで一気に円安に向かうかと思いきや、意外と値段は落ち着いています。

米国経済の先行き不安もあり、ドル買いが進んでいないのが要因みたいですね。

しかし4月以降の日本の貿易黒字の減少(いえ、貿易赤字の可能性もある!)も考慮すると、円安方向に動くと見るのが妥当なセンだと思います。

はたして、為替の動向やいかに。