米国経済の行方

昨夜、「米国GDP(第1四半期:1月-3月期)速報値」の発表がありました。
年率換算した数値は、プラス1.8%でした。
これで7期連続でプラス成長を記録したものの、明らかに鈍化しています。
内容的には個人消費の落ち込みや、住宅・設備への投資が大幅に減ってしまいました。
原油価格の高騰が影響したようです。


さらに新規失業保険申請件数は、42.9万件(予想は39.5万件)と、3週連続で40万件を越えてしまいました。
これらの経済指標の影響で為替相場も「ドル安・円高」になりました。
こうしてみると、先日のバーナンキFRB議長の会見でもあったように、現在の米国経済は弱さを見せているようです。


こんな事を書いたら不謹慎でしょうが、やはり米国の経済を支えるのは軍事、つまり戦争を仕掛けるしかないのかと思ってしまいます。


話は変わりますが、別の経済ニュースを読んでいると、日本の金融機関が欧州で経済危機に陥っている国(ギリシャ等)に対して合計7兆円以上もの資金を融資しているらしいです。
それだけの資金が日本国内で回ったら、苦しんでいる中小企業がどれだけ助かるだろうかと考えてしまいます。
確かに財政的に問題のある国を、見返りを前提に援助する事は分かりますが、国内にも目を向けて頂きたいものです。
日本経済を支えているのは、巨大メーカーに部品を供給している中小企業たちなのですから。
 

 

日本は今日からゴールデンウィークに突入です!

長いところでは10連休といったところでしょうか。

しかし東北関東大震災の影響で自粛ムードが高まる中、なかなか遊びに出かける気分になれないのが正直な気持ちです。

しかも、今後の日本経済の落ち込みを考えると、消費を抑えようと考えてしまいます。

頭の中では分かっているんですよ、「消費を起こさないと、益々日本経済は沈んでしまう」、と。

アントニオ猪木が「自粛ヤメロ!」と叫んでいましたが、気合だけでは消費は増えないのも事実です。

何か解決策は無いでしょうか。

 
★本日のドル/円チャートはコチラです。

今朝のドル/円相場は81円55銭〜60銭です。

比較的落ち着いた動きですね。

激しく動かないと面白くないというFXとレーダーの方もいらっしゃると思いますが、自動売買ツール(EA)にとってもシグナル発信が難しいのでしょうか?

今後、EAも勉強していきたいと思います。